中途採用者のための研修は入社後早い時期に行うのがポイント

仕事の進め方のための研修

仕事の目的が分かっていても、目的に到達するための手段は会社によって違ってきます。中途入社の人たちは前職があるために、前の会社の仕事の進め方にこだわりがあります。例えば、会社で使用する書類などは自宅に持ち帰ってはならない、エレベーターは使用しないなどは仕事を行うための前提として理解しておかなければなりません。更に、業務の進行状況をどの段階で上司に中間報告をするのかも、会社によって分かれるものです。これらは早い段階で自社の方針を研修する必要があります。

経営理念と組織の役割について

会社にはそれぞれ20年先ぐらいを目指したビジョンを掲げています。そうして、それを経営理念として言葉に置き換えています。朝礼などで全社員が読み上げているところも多いのです。会社が目指している方向が、何であるのかを理解しておかなければ、日々の仕事を進める上でも支障が出てきます。また会社の組織図は、この理念を達成させるために、作られていることを理解しておかなければなりません。このことが分かれば、辞令を受けた時に自分の役割を知ることができます。

スキルアップのための人事制度

前職のキャリアを期待して中途採用しますが、採用された人たちはそのキャリアを更に発展させたいと考えています。そのための会社の人事制度を研修で知らせておく必要があります。それでなければ、前職のキャリアを使い切った段階でお払い箱になります。会社の教育制度、昇格制度、そうして賃金体系です。特に30・35・40歳になった時にキャリアを高めることで、どれだけの年収をこの会社で受け取ることができるのかを研修として教えることです。

社員研修のポイントとは、社員の個人のスキルを高めるだけではなく、同僚との一体感を育むことができるか、といったところにあります。